サンバイオは一時ストップ高のあと売買交錯、戻り待売りこなす展開との見方

株式市場 銘柄

■外傷性脳損傷による運動機能障害に対する「SB623」の効果には注目殺到

サンバイオ<4592>(東マ)は4月18日、9時30分過ぎに一時ストップ高の4710円(700円高)で売買され、2日続けてストップ高となった。4月17日の朝7時過ぎ、「米国脳神経外科学会において、外傷性脳損傷(TBI)による運動機能障害をもつ患者に対しての「SB623」の効果を発表」と開示し、注目殺到となった。

 ただ、17日は大引けまで買い気配のまま売買が成立しない状態でストップ高に張り付いたのに対し、18日は4500円(490円高)で始まった後に一時ストップ高となり、10時にかけては売買交錯となっている。19年1月に新薬開発に関する臨床試験の結果を受けて1万1800円台から2400円台まで急落。「日柄的には、まだこの後遺症を脱却したとは言えない」(市場関係者)との声があり、しばらくは戻り待ちの売りをこなしながらの展開を予想する姿勢がある。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
  2. ■うつ・統合失調症・発達障害を脳から理解する、最前線研究を平易にまとめた一冊  翔泳社は11月25…
  3. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る