【銘柄フラッシュ】サイジニアなど急伸し高見沢サイバネは「紙幣一新」株の中で強さ目立つ

株式市場 銘柄

 4月9日は、デザインワン・ジャパン<6048>(東1)が12.8%高となり東証1部銘柄の値上がり率トップ。2月締めの第2四半期決算を4月10日に発表の予定で期待が再燃したとの見方。

キャリアリンク<6070>(東1)は後場一段とジリ高になり11.4%高。8日に発表した2月決算見通しの増額修正が好感され、出来高も急増して年初来の高値を更新。

技研製作所<6289>(東1)は9.8%高となり、8日に発表した第2四半期決算が注目され年初来の高値を更新。

マミヤ・オーピー<7991>(東2)は9.3%高となり、東京・神田の本社ビル・敷地の売却益を今期・2020年3月期に計上することなどへの注目が再燃したとされて出直りを拡大。TBグループ<6775>(東2)は9.2%高となり、コンパクトホテルのセルフチェックインシステムやスマートロックシステム、トイレやシャワーの使用状況が随時確認でき、限られた数のトイレ・シャワーの渋滞を解消するスマートな案内システムなどに注目する動きありとされて年初来の高値を更新。

サイジニア<6031>(東マ)は2日連続ストップ高の300円高(28.3%高、1359円)となり、引き続き、5日、ネット上の情報を企業自らコントロールすることを可能にするクラウドプラットフォームサービスのサイトをリリースし他との発表が材料視されて年初来の高値を更新。フロンティアインターナショナル<7058>(東マ)は14.0%高となり、2019年2月の上場後、3月下旬以降は初値を下回っており、4月期末配当に増配の期待が言われて注目再燃とされ出直り拡大。

高見沢サイバネティックス<6424>(JQS)はストップ高の300円高(27.9%高、1377円)となり、「紙幣一新」関連株の中で後場も強さが目立ったままストップ高を継続。多摩川ホールディングス<6838>(JQS)もストップ高の150円高(10.7%高、951円)となり、8日付で「子会社・多摩川電子によるミリ波製品の受託開発・製造開始のお知らせ」を発表し、買い材料とされて急伸した。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る