綿半HDの5月既存店は売上・客単価ともに前年を上回る

株式市場 銘柄

■全店はネット通販のアベルネットがグループ入りし寄与

 綿半ホールディングス<3199>(東1)は10日、5月月次(スーパーセンター事業19年5月度の速報値)を発表し、全店売上高は前年同月比123.4%、既存店が100.3%だった。全店は18年12月にネット通販のアベルネットがグループ入りしたことにより、売上・客数・客単価ともに前年を上回った。

 5月度は、SNSでの商品アピールや売場の演出強化により、行楽用品や季節用品が好調に推移した。また、「信州花フェスタ」への出店により、ガーデニング用品も好調に推移し、既存店では売上・客単価とも2カ月ぶりに前年を上回った。 利益高の向上のためにチラシの削減および商品点数の絞込みなどEDLC戦略を引続き推進している。

 なお、5月10日には20年3月期業績予想を発表し、売上高1142億45百万円(前期比7.3%増)、営業利益26億73百万円(同13.0%増)、経常利益28億11百万円(同12.2%増)、純利益16億40百万円(同1.7%増)とし、5期連続で過去最高益を更新する見通しである。

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