アスクルは乱高下、資本提携関係の見直し要請にはヤフーが応じない姿勢

話題株

■17日夜、ヤフーが「新たな経営陣のもとで」と発表し受け止め方が割れる

 アスクル<2678>(東1)は7月18日、相場観が分かれて始まり、取引開始後に2524円(82円安)まで下げたが9時15分には2622円(16円高)と高下している。17日の21時、筆頭株主のヤフー<4689>(東1)が、アスクル社からの業務・資本提携関係の見直し要請に応じない内容のIR開示を発表。「新たな経営陣のもとで新たな経営戦略を推し進めることが最善」としたことに、受け止め方が分かれている。

 アスクルを巡っては、17日午前、ヤフーに対して資本・業務提携の解消を申し入れたことがわかったと日本経済新聞・電子版が伝え、会社側は正午過ぎに「提携関係の解消協議を申し入れたことは事実」と発表。経営の自由度が広がるとの期待などから17日は12%高(283円高)となった。そして同日夜、ヤフー側からの開示があった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
  2. ■うつ・統合失調症・発達障害を脳から理解する、最前線研究を平易にまとめた一冊  翔泳社は11月25…
  3. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る