アエリアが急伸、通期利益予想の増額など注目され出来高も急増

■コンテンツ事業など好調に拡大する見込み

アエリア<3758>(JQS)は8月15日、急伸商状となって出直りを強め、10時過ぎに17%高の957円(147円高)まで上げ、出来高も増加。全体相場に対し逆行高となっている。14日の取引終了後に第2四半期の連結決算(2019年1~6月累計)と12月通期の利益予想の増額修正を発表。注目集中となった。

 今12月期の連結業績見通しは、アフィリエイト広告事業、アセットマネージメント事業でリスクコントロールを行い、売上高は従来予想を6%下方修正して300億円の見込み(前期比では4.7%減)とした。一方、利益面では、コンテンツ事業が好調に拡大する見通しで、営業利益を同45.5%増額して32億円の見込み(同70.5%の増加)とし、純利益も同43%増額して20億円の見込み(黒字転換)とした。予想1株利益は86円54銭。

 子会社リベル・エンタテインメントが配信する「A3!」「蒼焔の艦隊」などが好調に推移する見込み。また、前期から連結子会社となった株式会社サイバードの業績が順調に推移し、第3四半期以降も両社から新しいコンテンツのリリースを予定するとした。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る