萩原工業は一段と出直る、第3四半期決算好調で増配、今期への期待も強い

■10月期末配当を前回予想比10円増の35円に

 萩原工業<7856>(東証プライム)は12月11日、一段と出直る相場となり、午前10時過ぎに9%高の1555円(128円高)まで上げ、約1か月半ぶりに1500円台を回復している。10日の16時に発表した第3四半期決算(2023年11月~24年7月・累計、連結)が営業利益19.9%増加するなど好調で、10月期末配当の増配なども発表。値上がり率で東証プライム銘柄の3位に入る場面を見せて好感されている。

 24年10月期の期末配当金については、25年10月期を最終年度とする中期経営計画で掲げた株主還元方針を踏まえ、1株につき前回予想比10円増配し35円の予定とした。投資家にとっては「過ぎ去った配当」になるが、中期計画に沿った業績拡大が進めば25年10月期の配当にも増配の期待が強まるとみられている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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