イノベーションが後場ストップ高、立会外分売を通過し東証1、2部めざす期待

■一定数量の売却意向に応え株式分布状況の改善や流動性向上を図る

 イノベーション<3970>(東マ)は8月27日、大きく反発し、14時30分にかけてストップ高の1900円(400円高)で売買されている。先に実施した立会外分売の理由に「株式の分布状況の改善及び流動性向上」とあり、東証2部または1部への移籍をにらんだ下地整備も考えられるとの期待が出ている。

 8月22日の取引終了後、立会外分売3万2200株(分売価格1526円)を23日に実施すると発表から29日の予定で実施すると8月19日に発表し、翌23日に予定通り分売終了と発表。需給緩和になるため、この翌取引日(26日)には一時1435円まで軟化したが、分売の目的として「一定数量の売却意向があり、発行会社として検討した結果、株式の分布状況の改善及び流動性向上を図るため」とした。(HC)

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