【株式市場】日米貿易協定の合意を受け鉄鋼、輸入牛肉関連株など高く日経平均は一時164円高

株式

◆日経平均は2万2069円28銭(49円13銭高)、TOPIXは1627.19ポイント(7.11ポイント高)、出来高概算(東証1部)は6億2686万株

◆TOPIXは年初来の高値を更新

チャート13

 9月26日(木)前場の東京株式市場は、日米貿易協定の合意を受け、自動車、鉄鋼、などが高く始まったほか、段階的に関税が下がる米国産牛肉の恩恵を受けるとして吉野家HD<9861>(東1)ブロンコビリー<3091>(東1)日本マクドナルドHD<2702>(JQS)なども高い。日経平均は取引開始後の164円76銭高(2万2184円91銭)を上値に一進一退となったが、前引けも49円13銭高(2万2069円28銭)で堅調。また、TOPIXは4月につけた年初来の高値を一時更新した。

 この日は、9月期末の配当・優待の権利付き最終日(権利確定日)のため、配当や優待を意識した買いもあった様子で、9月決算のインソース<6200>(東1)や、3、9月末に優待を行うロイヤルホテル<9713>(東2)などが高い。サンバイオ<4592>(東マ)は引き続き米国での優先審査指定が材料視されて高値を更新。日経JASDAQ平均も高い。

 26日新規上場となった6597)26日に新規上場したHPCシステムズ<6597>(東マ)は9時11分に公開価格1990円を6%下回る1870円で初値をつけ、その後は1961円まで上げて前引けは1929円だった。

 東証1部の出来高概算は6億2686万株、売買代金は1兆1529億円。1部上場2151銘柄のうち、値上がり銘柄数は1514銘柄、値下がり銘柄数は528銘柄となった(HC)。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る