【株式市場】資源株など重く日経平均は朝高のあと値を消し大幅反落

株式市場

◆日経平均の前引けは1万9494円98銭(203円17銭安)、TOPIXは1568.98ポイント(16.23ポイント安)、出来高概算(東証1部)は9億9260万株

チャート16 8日前場の東京株式市場は、原油安や円安基調などを好感して日経平均が朝方に66円06銭高(1万9764円21銭)まで上げる場面があったが、国際石油開発帝石<1605>(東1)など資源株の下げに対して日本航空<9201>(東1)など高い銘柄の勢いが今ひとつの印象があり、日経平均は10時前から軟化し、11時過ぎには216円86銭安(1万9481円29銭)まで下押した。昨日の193円高に対し、前引けは203円17銭安の1万9494円98銭。主な株価指数はすべて安い。

 中で、日本水産<1332>(東1)が新物流センターなどを材料に上げ、神栄<3004>(東1)大泉製作所<6618>(東マ)は中国・北京の大気汚染の激化などを材料に急伸し、タカラトミー<7867>(東1)は映画「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」の人気に乗る新商品などに期待と活況高。上場3日目の鎌倉新書<6184>(東マ)は高値を更新。アンドール<4640>(JQS)は3次元計測などに使用する最新製品などが言われてストップ高。

 東証1部の出来高概算は9億9260万株、売買代金は1兆622億円。1部上場1923柄のうち、値上がり銘柄数は309銘柄、値下がり銘柄数は1495銘柄。

 また、東証33業種別指数は水産・農林、空運の2業種のみ値上がりし、値下がり率の小さい業種は食料品、小売り、陸運、保険、などとなっている。

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