プリマハムが年初来の高値、貿易協定や新工場の寄与など注目される

■茨城工場の2期工事が8月に竣工し稼働効果に期待強まる

 プリマハム<2281>(東1)は10月2日、続伸基調となって上値を追い、取引開始後に2317円(79円高)まで上げて薬4ヵ月ぶりに年初来の高値を更新した。日米貿易協定を受けて中長期的なコスト低下が期待できるとの見方がある上、茨城工場の2期工事が8月に竣工し、新工場の稼働効果が出てくる期待もある。

 同社HPによると、茨城工場の2期工事は、ハム・ベーコン等の生産能力強化を目的に増設され、8月5日に竣工した。1期工事のウインナープラント(2016年竣工)と接続する形で建設を進めてきた。これにより、新しい茨城工場全体が完成。今後は最新鋭の工場ならではの効率的で環境負荷の少ない生産体制になるという。(HC)

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