エスプールの第3四半期業績は営業・純利益とも7割増加し好調に推移

■ロジスティクスアウトソーシングの収支が大きく改善

 エスプール<2471>(東1)が10月3日の取引終了後に発表した第3四半期連結決算(2018年12月1日~19年8月31日・累計)は、人材派遣サービスが順調に推移したほか、障がい者雇用支援サービスについても、農園の設備販売収入や管理収入が大きく増加したことなどにより、売上高は前年同期比18.7%増加して126.99億円となった。

 営業利益は同じく72.1%増加して12.03億円となった。売り上げ増にともなう利益の増加に加え、ロジスティクスアウトソーシングサービスの収支が大きく改善したことにより、大幅に増加した。営業外で大きな出入りはなく、親会社株主に帰属する四半期純利益も同77.2%増加して7.75億円となった。

 通期・2019年11月期の連結業績見通しは従来予想を継続し、売上高は170.66億円(前期比15.3%の増加)、営業利益は12.60億円(同28.1%の増加)、親会社株主に帰属する四半期純利益は8.11億円(同31.0%の増加)、1株利益は10円28銭。

 第3四半期までで営業利益、純利益とも通期予想の95%を確保したため、想定を上回る好調推移と受け止められている。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る