CDGは第2四半期までの累計連結営業利益の予想を43%増額

■サービスの高付加価値化や原価管理の徹底などで計画を上回る

 CDG<2487>(東1)は10月29日の取引終了後、第2四半期までの累計連結業績予想(2019年4~9月)の修正を発表し、営業利益は前回予想を43.4%増額して1.09億円の見込み(前年同期比では4.7倍)とした。決算発表は11月6日の予定。

 「おどろきにあふれたアイデアで」(ホームページより)マーケティング活動を全方位からサポートするセールスプロモーション事業を展開し、この第2四半期累計期間は、売上高については、当初計画で見込んでいた案件の失注や延期により、前回予想を2.5%下回る見込みとした。しかし、利益面では、サービスの高付加価値化と原価管理の徹底などにより、前回予想を大きく上回り、親会社株主に帰属する四半期純利益は前回予想を69.4%増額して0.83億円の見込み(前年同期は1.9億円)とした。

 通期の連結業績については、現時点では未確定要素が多いことを要因に前回予想のまま据え置きとした。売上高は107.0億円(前期比4.3%の増加)、営業利益は3.5億円(同22.7%の増加)、親会社株主に帰属する純利益は2.28億円(同39.1%減)、1株利益は40円35銭。(HC)

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