横浜家系ラーメンのギフトが10月期末配当を5円増配し25円に

■上場記念配当5円を加え合計30円の見込みと発表

 横浜家系ラーメン店のチェーン展開や繁盛のためのプロデュースなどを行うギフト<9279>(東マ)は10月16日の通常取引終了後、2019年10月期の期末配当(期末配当のみ実施)の増配を発表し、普通配当を従来予想の20円に対して5円増の25円とし、すでに公表済みの上場記念配当5円を加え、合計30円の見込みにするとした。前年同期の実績は18円だった。

 今年10月期末の配当、優待の権利確定日(権利付最終日)は10月29日(火)になる。

 株式の上場は2018年10月。業績は順調で、同時に発表した2019年10月期・第3四半期の連結決算(2018年11月~19年7月・累計)は、人手不足により雇用関係コストは全体として依然高止まりする状況だったにもかかわらず、売上高が前年同期比31.0%増の66.57億円となり、経常利益は同29.9%増の8.03億円となった。米国展開は順調のようだ。

 今期・2019年10月通期の連結業績見通しは据え置き、売上高は86.30億円(前期比23.8%の増加)、経常利益は8.70億円(同11.8%の増加)、親会社株主に帰属する純利益は5.0億円(同9.7%の増加)、1株利益は102円34銭。(HC)

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