パイプドHDの17年2月期業績は、2ケタ増収大幅増益と最高益更新を達成

■好業績であったことから、年間配当21円と11円の増配

 31日に発表されたパイプドHD<3919>(東1)の17年2月期業績は、2ケタ増収大幅増益と最高益更新を達成した。

 17年2月期連結業績は、売上高48億02百万円(前16年2月期比19.0%増)、営業利益8億45百万円(同45.6%増)、経常利益8億64百万円(同54.1%増)、純利益4億04百万円(同63.1%増)となった。

 好業績であったことから、年間配当は21円と11円の増配。

 セグメント別の業績は、情報資産プラットフォーム事業は、売上高33億86百万円(同11.4%増)、営業利益8億53百万円(同54.4%増)と2ケタ増収大幅増益であった。

 広告事業は、売上高2億31百万円(同4.4%増)、営業利益55百万円(同3.0%増)と増収増益。

 ソリューション事業は、売上高11億83百万円(同59.3%増)、営業利益△62百万円(前期△25百万円)と大幅増収ながら投資が先行していることから、赤字幅が拡大した。

 今18年2月期連結業績予想は、売上高53億円(前期比10.4%増)、営業利益8億45百万円(同0.0%増)、経常利益8億35百万円(同3.4%減)、純利益4億70百万円(同16.2%増)を見込む。

 なお、同日、「中期経営計画2020」も発表された。具体的な数値目標として、2020年の売上高73億円、営業利益17億円を挙げている。

 今期18年2月期業績予想と比較すると売上高37.7%増、営業利益101.2%増となることから、今後も増収大幅増益が期待できそうである。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る