【株式市場】材料株に加え主力株の一角が強く日経平均は年初来の高値を更新

株式

◆日経平均は2万2750円60銭(125円22銭高)、TOPIXは1643.74ポイント(5.60ポイント高)、出来高概算(東証1部)は11億9521万株

チャート11

 10月24日(木)後場の東京株式市場は、トヨタ自動車<7203>(東1)東京エレクトロン<8035>(東1)が一段と強含んで始まるなど、主力株の一角が高く、日経平均は136円高で始まった。三井住友FG<8316>(東1)なども一段と強含んだ。日経平均は13時前に155円61銭高(2万2780円99銭)まで上げ、大引けも上げ幅120円台で4日続伸となり、年初来の高値を更新した。東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

■新規上場のインティメート・マージャーは後場も買い気配続く

 後場は、米シェアオフィス企業に巨額融資のソフトバンクG<9984>(東1)が下げ止まり、フマキラー<4998>(東2)はヒアリ対策株として中盤から前場の高値を上回り戻り高値。シルバーエッグ・テクノロジー<3961>(東マ)は業務提携が好感されて取引開始後に一段高。SEMITEC<6626>(JQS)は医療用センサーや自動車用センサーに注目再燃とされて一段高。

 新規上場のインティメート・マージャー<7072>(東マ)は後場も買い気配のまま初値がつかず、大引は気配値のまま値上がりする場合の本日の上限値段になる4370円(公開価格1900円の2.3倍)となった。

 東証1部の出来高概算は11億9521万株(前引けは6億1121万株)、売買代金は1兆9309億円(同8838億円)。1部上場2155銘柄のうち、値上がり銘柄数は1112(同1156)銘柄、値下がり銘柄数は936(同864)銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は22業種(前引けは26業種)となり、値上がり率上位の業種は、鉱業、パルプ・紙、石油・石炭、ゴム製品、医薬品、非鉄金属、輸送用機器、機械、金属製品、銀行、ガラス・土石、などとなった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る