建設技術研究所 3四半期連結業績は、利益面で通期業績予想を上回る大幅増益

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■2ケタ増収に加え、原価率1.5ポイント、販管費比率2.0ポイント低減で、利益は倍増

 建設コンサルタントの建設技術研究所<9621>(東1)の14年12月期第3四半期連結業績は、利益面で通期業績予想を上回る大幅増益となった。

 売上高301億58百万円(前年同期比14.4%増)、営業利益22億83百万円(同115.9%増)、経常利益23億56百万円(同110.9%増)、純利益13億41百万円(同105.2%増)と利益面で前年同期の2倍増と大幅増益であった。

 今期通期連結業績予想に対する進捗率は、売上高74.4%、営業利益103.7%、経常利益102.4%、純利益103.1%と利益面で通期予想を上回っている。

 2ケタ増収に加え、原価率が73.1%と前年同期の74.6%より1.5ポイント低下したことで、売上総利益81億03百万円(同21.4%増)と大幅増益になった。更に、販管費比率は前年同期の21.2%から19.2%と2ポイント低減したことで営業利益以下が前年同期の2倍以上となった。

 通期予想については、7月14日に発表した上方修正の数値を据え置いているが、第3四半期で既に利益面では上回っていることから、再度の上方修正が予想される。

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