キャンディルは昨年12月の東証1部移籍など材料視され高値を更新

■業績は好調で最高益を連続更新する見込み

 キャンディル<1446>(東1)は1月6日、大きく切り返し、取引開始後に11%高の920円(90円高)まで上げて昨年来の高値を更新した。

 12月19日付で、東京証券取引所マザーズ市場(東証マザーズ)から東京証券取引所市場第一部(東証1部)へ市場変更となったばかり。東証1部に上場した翌月末からTOPIX(東証株価指数)の算出対象になるため、株価指数連動投信などからの組み入れ需要が発生。これを材料視する買いが入っているようだ。

 建物の内装建材に発生した傷や不具合を部材交換することなく補修するサービス(リペアサービス)を、1995年に業界で初めて事業化した。このところはホテルなどからの東京オリンピック・パラリンピックに向けた需要もあり、先の決算発表では、20年9月期も最高益を連続更新する見込みとした。(HC)

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