【株式市場】NYダウ最大の上げ幅に対し日経平均は375円高のあと値を消しTOPIXは小安い

株式

◆日経平均は2万1355円20銭(11円12銭高)、TOPIXは1523.07ポイント(2.80ポイント安)、出来高概算(東証1部)は多めで7億9769万株

 3月3日(火)前場の東京株式市場は、米国で3、4月に連続利下げの観測が浮上し、NYダウが1294ドル高と過去最大の上げ幅になったことを受け、先物が先行、日経平均は307円高で始まった後375円70銭高(2万1719円78銭)まで上げた。ただ、トヨタ自動車<7203>(東1)ソニー<6758>(東1)などが寄り付き直後を高値に伸びきれず、日経平均も一進一退に移行。次第にダレて、前引けは11円12銭高(2万1355円20銭)となった。TOPIXは小安い。

大幸薬品<4574>(東1)が新型コロナウイルス関連株の循環物色とされて反発し、ビーロット<3452>(東1)は株発行増資を中止する一方で株式分割は予定通り実施との発表が好感されて活況高。霞ヶ関キャピタル<3498>(東マ)は熊本県でのホテル事業にかかわるアセットマネジメント契約が注目されてストップ高。岡藤HD<8705>(JQS)などの商品取引株は商取の金の売買高急増などが好感されて軒並み反発。

 上場2日目のカーブスHD<7085>(東1)はストップ高となり初日の公開価格割れを奪回した。

 東証1部の出来高概算は増勢続き7億9769万株、売買代金は1兆3644億円。1部上場2162銘柄のうち、値上がり銘柄数は603銘柄、値下がり銘柄数は1487銘柄となった。(HC)

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