ケイアイスター不動産が反発、東京ビッグハウス(東京都新宿区)の株式取得が注目される

■4月2日付で議決権所有割合の50.0%を取得し連結子会社に

 ケイアイスター不動産<3465>(東1)は4月3日、取引開始後に1045円(19円高)をつけ、前日までの4日続落から5日ぶりに反発基調となっている。

 4月1日の午後、首都圏を中心に戸建住宅の分譲事業やリノベーションマンション販売などを行う東京ビッグハウス株式会社(東京都新宿区)の株式取得(連結子会社化)について発表。全体相場の反発とともに注目し直される様子がある。

■シナジーにより戸建分譲事業の拡充やコストダウンなど進む見通し

 東京ビッグハウスは、「TOKYO BIG HOUSE」のブランドで、不動産の売買/建築物の企画設計・デザイン・リノベーション・建設/市場調査および販売企画/その他の事業を行う。東京ビッグハウスの2019年7月期の売上高は45億1088万円、経常利益は2億818万円、総資産は16億3638万円。

 これまでに資本関係、人的関係、取引関係等は無いが、株式譲渡実行日を2020年4月2日として、議決権所有割合50.0%を取得する。

 シナジー効果により、戸建分譲事業の拡充・コストダウン等を行うことにより、ケイアイスター不動産グループの事業拡大を加速する。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
  2. ■うつ・統合失調症・発達障害を脳から理解する、最前線研究を平易にまとめた一冊  翔泳社は11月25…
  3. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る