JNSホールディングスは8日ぶり上げ相場、AIチャットボット東京都千代田区に8月導入

■四半期決算発表後一段安となっていたが生成AI事業に期待再燃

 JNSホールディングス<3627>(東証プライム)は7月26日、反発基調で始まり、取引開始後は5%高の461円(22円高)まで上げ、8日ぶりの上げ相場となっている。第1四半期決算を7月14日に発表した後一段安となっていたが、持株傘下の主要事業子会社ネオスのAIチャットボット『OfficeBot』が東京都千代田区に8月から導入されると7月初旬に発表するなどで、生成AI事業の展開に期待が再燃している。

 発表によると、『OfficeBot』は、組織内の問い合わせ対応やナレッジ共有を効率化するサービスとして、多くの企業や自治体で利用されている。2023年4月には、米OpenAI社の「OpenAI API」と連携し、FAQやOfficeドキュメント・問い合わせ履歴・Webサイトなど「組織固有の情報」を基に、「ChatGPT」による高度な質問応答や文章作成が可能なDXツールとしてフルリニューアルした。続く6月には、Microsoft社の「Azure OpenAI Service」にも連携したことでセキュリティがより一層強化され、組織内のコンフィデンシャルな情報も安心して取り込み可能となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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