システムサポートは第3四半期決算と通期業績予想の上方修正を発表

■株価は一時350円高の3295円と急騰

 システムサポート<4396>(東1)は13日の場中、第3四半期決算と通期業績予想の上方修正を発表した。そのため、株価は一時350円高の3295円と急騰したが、引けは100円高の3045円と上げ幅を縮小して引けた。

 20年6月期第3四半期決算は、売上高100億13百万円(前年同期比19.1%増)、営業利益6億93百万円(同50.9%増)、経常利益6億56百万円(同48.7%増)、純利益4億03百万円(同39.2%増)と2ケタ増収大幅増益となった。

 第3四半期が好調に推移しているうえに当初予想を上回るペースであることから、通期業績予想の上方修正も発表した。

 売上高は前回予想を2億77百万円上回る132億09百万円(増減率2.15%増)、営業利益は1億35百万円上回る7億05百万円(同23.79%増)、経常利益は1億07百万円上回る6億60百万円(同19.46%増)、純利益は52百万円上回る4億04百万円(同15.03%増)を見込む。

 前期比では、売上高12.3%増、営業利益33.3%増、経常利益31.0%増、純利益17.1%増と2ケタ増収増益で最高益更新を見込む。

 なお、配当については好業績であることから10円を予定している。しかも6月1日に1対2の株式分割を予定している。もし、分割を行わなかったとしたら20円の配当といえる。前期は3円であったので、実質17円の増配といえる。

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