シード平和は20年6月期に売上高270億円を目標とする中期経営計画を策定

■「関西トップクラスの総合建設会社への飛躍」を目指す

 シード平和<1739>(JQG)は20年6月期を最終年度とする3ヵ年の中期経営計画を発表した。

 売上高270億円(17年6月期実績は145億1百万円)、営業利益19億円(同11億37百万円)、経常利益17億円(同10億36百万円)、純利益11億円(同7億21百万円を目標としている。

 目標達成の重点施策としては、(1)総合建設会社としてマンション・ホテル、商業施設・店舗等を積極受注、(2)ホテル建設受注拡大と自社ホテル事業の拡大、(3)関西有力デベロッパーとの関係強化、を設定。「関西トップクラスの総合建設会社への飛躍」を目指す。

 なお、同社の17年6月期業績(8月10日発表)は、関西大手マンションデベロッパーからのタイアップ受注の拡大などが寄与し、売上高は前期比42.3%増の145億1百万円、営業利益は同41.2%増の11億37百万円、経常利益は46.5%増の10億36百万円、純利益は24.7%増の7億21百万円となり4期連続の増収増益を達成した。

 今期(18年6月期)年間配当は、前期比5円増の7.5円(17年6月は2.5円)に大幅増配する方針としている。

第25期(平成30年6月期)~第27期(平成32年6月期)
中期経営計画

seed11.jpg

 

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る