アイデミーの第3四半期は成長投資など先行し営業利益は79%減、生成AI関連の新コンテンツやコースを公開

(決算速報)

■25年5月期から26年5月期の2年間は事業構造の転換を加速する期間

 アイデミー<5577>(東証グロース)が4月11日午後に発表した第3四半期決算(2024年6月~25年2月・累計、連結)は、売上高が前年同期比0.8%減の15億7671万円で、営業利益は同79.7%減の5317万6千円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同100.0%減の87千円だった。

 ChatGPTや生成AI関連を中心に、新たなコンテンツやコースを公開し、M&Aによる非連続的な成長投資についても、引き続き注力するなど、先行投資を継続した。既存案件の大型化が想定通り進まず成長が停滞した面はあったが、子会社株式取得に伴うのれん償却費や株式取得関連費用の計上、中期的な成長を見据えた人材採用など、先行投資を積極的に進めた。

 2025年5月期および2026年5月期の2年間はAI開発事業への投資を強化し、事業構造の転換を加速する期間とし、AI/DXプロダクト事業を通じて得た強みを活かし、e-learning市場から成長余地の大きいAI開発市場へのシフトを推進する。25年5月期の連結業績予想は、2月14日に別途公表した予想を全体に継続し、売上高は19億30百万円(前期比8.9%減)、営業利益は1億10百万円の損失、親会社株主に帰属する当期純利益は1億50百万円の損失などを据え置いた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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