【株式市場】日経平均は後場重くなり3日続落しTOPIXは小幅安で反落

株式

◆日経平均は2万2657円38銭(58円47銭安)、TOPIXは1569.12ポイント(7.57ポイント安)、出来高概算(東証1部)は少な目で10億8836万株

 7月28日(火)後場の東京株式市場は、前引けにかけて持ち直したNTTドコモ<9437>(東1)JR東日本<9020>(東1)が再び下げ幅を広げて始まり、三井不動産<8801>(東1)は時間とともに下げ幅を拡大。日経平均は23円高で始まり、前日比堅調・軟調を繰り返したが、14時過ぎからは軟調なまま推移して大引けは3日続落となった。TOPIXは反落。

 後場は、DLE<3686>(東1)がいきなり急伸して大引けまでストップ高となり、情報漏えいの観点から自民党の議員連盟が中国の動画共有アプリ「TikTok」(ティックトック)の利用制限を提言と伝えられ漁夫の利の期待。富士通フロンテック<6945>(東2)は非接触技術を応用した新展開への期待があるとされジリ高継続。バリューデザイン<3960>(東マ)は正午に発表した6月の月次動向(主要業績指標の状況)が好感されて急伸し14時過ぎからストップ高。極東産機<6233>(JQS)は相次ぐ豪雨災害で畳(たたみ)の需要増の期待とされ終盤に尻上がり。

 東証1部の出来高概算は少な目で10億8836万株(前引けは4億9472万株)、売買代金は1兆9878億円(同8975億円)。1部上場2172銘柄のうち、値上がり銘柄数は557(前引けは812)銘柄、値下がり銘柄数は1534(同1231)銘柄。

 また、東証33業種別指数は5業種(前引けは18業種)が値上がりし、値上がり下業種は、医薬品、精密機器、情報・通信、非鉄金属、パルプ・紙、だった。(HC)

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