【株式市場】日経平均が4月24日以来の2万円に乗りJASDAQ平均など高値

◆日経平均の終値は2万26円38銭(136円11銭高)、TOPIXは1633.33ポイント(6.67ポイント高)、出来高概算(東証1部)は25億8423万株

チャート15 19日後場の東京株式市場は、前場の日経平均2万円乗せの後は物色の裾野が広がる相場となり、JT<2914>(東1)資生堂<4911>(東1)が後場一段堅調となるなどで、日経平均は14時頃に136円11銭高(2万26円38銭)まで上げる場面があった。終値としては4月24日以来の2万円台のせとなった。TOPIX、は約1カ月ぶりに2007年以来の高値を更新し、日経JASDAQ平均は2006年以来の高値に進んだ。

上海株価指数が4日ぶりに4400ポイントを回復などと伝えられたため、訪日観光客関連株のエイチ・アイ・エス<9603>(東1)ラオックス<8202>(東2)などが高く、ファーストリテイリング<9983>(東1)はクレディスイス証券が目標株価を引き上げたと伝えられたほか昨シーズン好評だったステテコ販売開始も話題になり戻り高値に進み、ハウスドゥ<3457>(東マ)は1対5の株式分割と東証マザーズ上場記念配当が好感されて急伸し、ブロードバンドタワー<3776>(JQS)は第3四半期決算などを再評価する動きなどで急反発。

 東証1部の出来高概算は25億8423万株(前引けは13億165万株)、売買代金は2兆7137億円(同1兆2947億円)。1部上場1882銘柄のうち、値上がり銘柄数は1242(前引けは1249)銘柄、値下がり銘柄数は514(同515)銘柄。

 また、東証33業種別指数のうち値上がりした業種は26業種(前引けも26業種)となり、値上がり率上位の業種は、証券・商品先物、水産・農林、その他金融、食料品、空運、陸運、小売り、鉱業、化学、電力・ガスなどとなった。

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