楽天グループ、VEONとウズベキスタン通信高度化へ覚書、Open RANとAIで協業
- 2026/3/5 08:27
- IR企業情報

■クラウドネイティブネットワークとAI自動化で通信基盤を高度化
楽天グループ<4755>(東証プライム)は3月4日、同社傘下の楽天シンフォニーとVEONグループのBeeline Uzbekistanが、ウズベキスタンにおけるOpen RAN(オープン無線アクセスネットワーク)の開発やAIを活用したネットワーク高度化、次世代デジタルプラットフォーム推進に向けた戦略的協業の覚書を締結したと発表した。両社は同国での通信インフラとデジタルサービスの高度化を図り、急速に拡大するデジタル経済の発展を支援する方針である。
■eSIM・国際ローミングやIoT分野でも連携、デジタルサービス拡充
同合意では、楽天が日本で培った通信ソフトウェアスタックやプラットフォームの知見を活用し、ネットワークの展開、最適化、開発、デジタルサービスなどの分野で協業枠組みを構築する。楽天グループサービスの1億以上の会員基盤や楽天モバイルの1000万回線超の運用経験を背景に、Open RANアーキテクチャー、AIによるネットワーク運用、次世代デジタルプラットフォーム、クラウドソリューション、グローバルIoTなどの優先技術分野で連携を深める。さらにeSIMや国際ローミング分野での協業も進める。
Beeline Uzbekistanは2025年9月時点で770万人のモバイル契約者を有する。同社の市場基盤と楽天シンフォニーのクラウドネイティブネットワークや自動化アーキテクチャーの知見を組み合わせることで、同国の通信インフラ高度化とデジタルサービス拡充を図る。今回の覚書は、2023年に開始した楽天とVEONの協業を基盤とする取り組みであり、ウクライナやカザフスタンでも同様の協業検討が進んでいる。
また同プロジェクトは、楽天モバイルが日本政府の支援のもと進めるOpen RANの世界的普及と通信サプライチェーン多様化を目的とする戦略の一環である。国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成事業「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業」の成果であるO-RANインテグレーション基盤技術を適用し、通信ネットワークの競争力と安全性の向上を図る。楽天シンフォニーはこれまでもインド、ベトナム、クウェート、ケニア、バングラデシュ、スリランカなどで同様の取り組みを展開している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)






















