日電硝子は12月通期の予想営業利益25%増額修正など好感され戻り高値に迫る

■FPD用ガラス好調でガラスファイバーも自動車向けなどに需要回復

日本電気硝子<5214>(東1)は10月29日、出直りを強めて始まり、9時10分を過ぎて8%高の2107円(154円高)まで上げ、9月につけた直近高値2169円に迫っている。28日に第3四半期連結決算と業績予想の増額修正を発表し、注目再燃となった。

 12月通期の予想連結営業利益は、従来予想を25.0%引き上げて150億円の見込みとし、親会社株主に帰属する当期純利益は同55.6%引き上げて140億円の見込みとした。

 薄型パネルディスプレイ(FPD)用ガラスがテレビやIT関連のディスプレイ市場での旺盛な需要を背景に出荷好調で、ガラスファイバも自動車関連市場を中心に需要が回復しつつある、などとした。(HC)

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