セルソースは17%高、第2四半期の加工受託件数46%増など見直され反発幅を広げる

■営業利益は34%増加、決算発表翌日の下げを一気に上回る

 セルソース<4880>(東証グロース)は6月16日、次第高となって反発幅を広げ、午前10時20分を過ぎては17%高の3110円(448円高)まで上げ、2日ぶりに3000円台を回復して一段と出直りを強めている。14日の15時に発表した第2四半期決算(2022年11月~23年4月・累計)は売上高が前年同期比28%増加し、営業利益は同34%増加するなど好調。翌15日の株価は下げたが、通期予想を増額修正しなかったためとされており、16日になって一転、加工受託件数の同46%増加などが見直される形になった。

 第2四半期決算(2022年11月~23年4月・累計)は売上高が21.7億円(前年同期比28%増)となり、営業利益は6.5億円(同34%増)、利益率は30.4%(前年同期比1.5ポイントアップ)となった。加工受託件数は前年同期比46%増加し、うち脂肪由来幹細胞加工受託件数は同57%増加した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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