ビックカメラが逆行高、第1四半期決算と自社株買いなど好感

銘柄フラッシュ

■自社株買いの上限株数は発行済株式総数の3.41%

 ビックカメラ<3048>(東1)は1月14日、大きく出直って始まり、取引開始後は6%高の1005円(61円高)まで上げ、昨年11月26日以来の4ケタ(1000円台)を回復している。13日の15時に発表した第1四半期決算(2021年9~11月)と自己株式の取得(自社株買い)などが好感され、日経平均の300円安などに逆行高となっている。

 第1四半期の連結決算は、今期首から「収益認識に関する会計基準」などを適用したため前年同期との連続性がなく、売上高は1789.74億円となり、前年同期の2005.5億円に対し金額的にはダウンした。通期見通しは8060億円で、前期実績の8341億円からはダウンする。

 自社株買いは、取得株式総数600万株(自己株式を除く発行済株式総数の3.41%)、取得総額50億円を上限に、2022年1月14日から同年6月30日まで行うとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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