【株式市場】日経平均は後場徐々に持ち直すが米大統領選の混迷などあり9日ぶりに安く終わる

株式

◆日経平均は2万5385円87銭(135円01銭安)、TOPIXは1703.22ポイント(23.01ポイント安)、出来高概算(東証1部)は13億3373万株

 11月13日(金)後場の東京株式市場は、米国の次期大統領が確定するまでにまだひと悶着ありそうだとの見方があり、日経平均は徐々に持ち直したが戻しきれず、9日ぶりの反落となった。13時に四半期決算を発表した第一生命HD<8750>(東1)は反応が鈍くジリ安基調。一方、東京エレクトロン<8035>(東1)はジリ高を続け、日本製鉄<5401>(東1)は持ち直した。

 後場は、ブイキューブ<3681>(東1)が業績予想の増額修正と自社株買いを材料にジリ高傾向を続け、BEENOS<3328>(東1)は9月決算の大幅増益を再評価とされてジリ高傾向。前場は反落模様のツインバード工業<6897>(東2)は14時頃から再度騰勢。プレシジョンSS<7707>(東マ)は13時に四半期決算を発表し直後から急伸。ファミリー<8298>(JQS)は未定だった通期業績予想の発表が材料視され2日連続ストップ高。

 東証1部の出来高概算は13億3373万株(前引けは6億7298万株)、売買代金は2兆7215億円(同1兆3971億円)。1部上場2176銘柄のうち、値上がり銘柄数は341(前引けは230)銘柄、値下がり銘柄数は1789(同1904)銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は任天堂<7974>(東1)が所属する「その他製品」1業種のみだった。(HC)

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