【株式市場】NY株反落し新型コロナ再燃もあり日経平均は一時295円安となるが持ち直す

株式

◆日経平均は2万5817円18銭(197円44銭安)、TOPIXは1725.50ポイント(9.16ポイント安)、出来高概算(東証1部)は5億2551万株

 11月18日(水)前場の東京株式市場は、NY株の反落に加え、札幌市で不要不急の外出自粛要請が出されるなど新型コロナの拡大再燃が言われ、日経平均は154円安で始まり弱もみあいを続けた。ただ、JR東日本<9020>(東1)日本航空<9201>(東1)は取引開始直後を下値に持ち直し、コロナ懸念の売りは広がらない様子もあり、日経平均は10時前の295円57銭安(2万5718円92銭)を下値に持ち直した。東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均は高い。

日本エンタープライズ<4829>(東1)が大幅反発となり、Web会議システムに顔認証を導入との発表や東京・豊洲魚市場で展開するネット通販「いなせり」が注目されて活況高。ヤーマン<6630>(東1)は業績予想の増額などが好感され急反発。省電舎HD<1711>(東2)は政府の再生可能エネルギー政策などへの期待が衰えず一段高。フィット<1436>(東マ)はストップ高。テイン<7217>(JQS)は一時3日連続ストップ高となり、業績予想の増額など連日好感。

 東証1部の出来高概算は5億2551万株、売買代金は細り9992億円。1部上場2176銘柄のうち、値上がり銘柄数は765銘柄、値下がり銘柄数は1291銘柄。

 また、東証33業種別指数は3業種が値上がりし、鉱業、石油/石炭、不動産、が高い。(HC)

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