平和不動産が一段高、29年ぶりの株高に加え三井不の東京ドーム買収報道で不動産株への人気波及など連想

■兜町再開発プロジェクトを推進中で株高効果に期待

平和不動産<8803>(東1)は11月27日、一段高で始まり、9時30分にかけて6%高の3405円(190円高)まで上げ、約半月ぶりに戻り高値を更新した。

 「日本橋兜町・茅場町再活性化プロジェクト」を推進中で、このところ株式市場が29年ぶりの高値に進み、NY株は過去最高を更新したことを受け、不動産価値の向上などが注目されている。

 同プロジェクトでは、開発第1弾の中心的な建物となるビル「KABUTO ONE」が次第に全貌を現しているところ。27日は、三井不動産<8801>(東1)東京ドーム<9681>(東1)を買収との観測報道を受けて両銘柄とも上げており、不動産株に人気が波及する期待が出ている。(HC)

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