東洋合成が上場来の高値、テレワーク拡大など上期業績に寄与し、「緊急事態宣言」発出接近を材料視

■第2四半期はフォトレジストなど伸び営業利益12%増加

 東洋合成工業<4970>(JQS)は1月5日の後場、10%高の1万3030円(1200円高)で始まり、約半月ぶりに上場来の高値を更新している。

 テレワークやオンライン診療、「5G」投資の拡大などがフォトレジスト(感光性材料)、化成品などの需要増につながり、第2四半期までの営業利益(2020年4~9月、累計)は前年同期比12%増加し、純利益は同25%増加した。

 これを受け、2度目の「緊急事態宣言」が一両日中にも発出されるとの見方が強まり、業績の一段拡大が期待されている。(HC)

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