【株式市場】4~6決算本格化し日産自など好調で期待強まり日経平均は213円高まで上げて堅調に推移

株式市場 証券取引所

◆日経平均は2万7687円28銭(105円62銭高)、TOPIXは1922.43ポイント(2.78ポイント高)、出来高概算(東証1部)は4億9585万株

 7月29日(木)前場の東京株式市場は、4~6月期の決算発表が本格化し、28日に発表し業績予想を増額修正した日産自<7201>(東1)やアドバンテスト<6857>(東1)が反発して始まり、先行き期待が強まった。NY株はダウが安かったがNASDAQなどは上げ、日経平均は140円高で始まり10時過ぎに212円76銭高(2万7794円36銭)まで上昇。前引けにかけても上げ幅を保って推移した。

 FDK<6955>(東2)が第1四半期決算の大幅増益など好感され急伸。同じくダイトーケミクス<4366>(東2)は一時ストップ高。キッズウェル・バイオ<4584>(東マ)は乳歯歯髄幹細胞(SHED)に関する動画アップやIRよくある質問の開示などが好感され出直り拡大。ベクター<2656>(JQS)は電子署名ソフト好調とされて出直りの様相。

 7月29日新規上場となったデリバリーコンサルティング<9240>(東マ)は買い気配を上げ、10時39分に公開価格950円を55%上回る1472円で初値をつけた。その後1723円まで上げて前引けは1591円。

 東証1部の出来高概算は4億9585万株、売買代金は1兆439億円。1部上場2190銘柄のうち、値上がり銘柄数は1026銘柄、値下がり銘柄数は1029銘柄。

 また、東証33業種別指数は13業種が上げ、精密機器、電気機器、ガラス土石、情報通信、金属製品、機械、輸送用機器、非鉄金属、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る