クリーク・アンド・リバー社はエルダー人材の働き方の多様性を企画・実現する新会社HATARAKUエルダーを共同で設立

 クリーク・アンド・リバー社(C&R社)<4763>(東1)は、EPSホールディングス、ワールドホールディングス(WHD)、SBSホールディングスと共同で、エルダー人材の働き方の多様性を企画・実現する新会社HATARAKUエルダー(EPSの連結子会社)を2021年8月2日に設立した。

 株主及び出資比率は、EPSホールディングス=51.7%、ワールドホールディングス=16.7%、SBSホールディングス=16.7%、クリーク・アンド・リバー社=3.3%、その他=11.7%。資本金は3億円。

■新会社設立の経緯・出資の目的

 2021年4月1日の高年齢者雇用安定法の改正により、事業主側は70歳までの社員に対して就業機会を確保する努力義務が加わった。この法改正は少子高齢化が進む社会の中で、高年齢者が活躍できる環境の整備を目的としたものであり、現時点では努力義務ではあるが、将来的には70歳まで雇用延長の義務化が予測されている。

 そのような中、C&R社は映像、ゲーム、Web、広告・出版、作家、医療、IT、会計、法曹、建築、ファッション、食、コンピュータサイエンス、ライフサイエンス、舞台芸術、アスリート、CXO、アグリの18分野で「プロフェッショナルの生涯価値の向上」と「クライアントの価値創造への貢献」をミッションとして、事業を展開してきた。今回の合弁会社設立により、C&R社及びC&Rグループで展開する事業とのシナジーを図ると共に、新事業の創出を目指していく。

■新会社の主なサービスとビジネスモデル

 製薬業界では、医薬品の安全制情報業務等、以前は製薬企業側で内製化されていた専門性の高いコア業務が徐々にCRO(開発業務受託機関)等へアウトソーシングされるようになっている。この流れに製薬企業やEPSのエルダー人材事業を絡め、この領域に特化したBPO業務を新規開拓しエルダー人材が活躍できる場を創出していく。具体的には、EPSが得意とする既存顧客へ販路を模索する形でスタートし、将来的にはヘルスケア企業全体までの広がりを目指していく。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■2025年のパン屋倒産が急減、SNS発信とインバウンドが追い風  帝国データバンクは11月29日…
  2. ■「働いて働いて──」が年間大賞!多様な社会現象を映すトップテン発表  自由国民社は12月1日、年…
  3. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る