楽天グループとOpenAIが通信業界向けの最先端AIツールを共同開発

■AIプラットフォーム「Rakuten AI」を進化させ、サービスの信頼性とパフォーマンスを向上させるソリューションを提供

 楽天グループ<4755>(東証プライム)とOpenAI,L.L.C.(OpenAI)は2月26日、通信業界に特化した最新AIソリューションの開発を目指す戦略的協業を発表。楽天のOpen RANとOpenAIのAI技術を組み合わせることで、モバイルネットワークの計画、構築、管理に関するニーズと課題に対処するAIツールを提供する予定。

 両社は、現在展開しているAIプラットフォーム「Rakuten AI」を、カスタマーサービス、ネットワーク最適化、予知保全などのソリューションを含むプラットフォームへと進化させる。これにより、通信事業者は、サービスの信頼性とパフォーマンスを向上させながら、応答性の高いネットワーク運用を実現できるようになる。

 楽天は、Open RAN技術に基づく世界初の完全仮想化クラウドネイティブモバイルネットワークを展開する楽天モバイルと楽天シンフォニーを通じて、通信業界における実際の課題を反映する具体的なシナリオと事例を提供する。同協業は、2023年11月に発表した戦略的パートナーシップに基づいて推進されている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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