【株式市場】四半期好決算株など強く日経平均は後場も百数十円高で推移し大きく反発

株式市場 証券取引所

◆日経平均は2万7728円12銭(144円04銭高)、TOPIXは1928.98ポイント(7.55ポイント高)、出来高概算(東証1部)は9億5527万株

 8月5日(木)後場の東京株式市場は、前引け後に四半期決算などを発表したキッコーマン<2801>(東1)、川崎重工<7012>(東1)が急伸して始まり、為替の円安を受けてブリヂストン<5108>(東1)が堅調になりジリ高となった。その後も、13時に発表した三井化学<4183>(東1)などが一段高。日経平均は前引けを上回って始まり、13時にかけて前場の高値(157円47銭高の2万7741円55銭)に迫り、その後も百数十円高で推移。大引けも値を保ち、前日比で大きく反発した。

 後場は、日本郵船<9101>(東1)などの海運株が一段と強含み、神鋼環境S<6299>(東2)は業績復調期待などで一段高。ヘッドウオーターズ<4011>(東マ)は業績拡大期待や無人搬送システムへの期待などで一段と上げストップ高。星医療酸器<7634>(JQS)は政府の新型コロナ入院制限方針が材料視され大引けにかけて一段と戻りストップ高。

 東証1部の出来高概算は9億5527万株(前引けは4億7442万株)、売買代金は2兆2066億円(同1兆876億円)。1部上場2190銘柄のうち、値上がり銘柄数は802(前引けは880)銘柄、値下がり銘柄数は1290(同1159)銘柄。

 また、東証33業種別指数は18業種(前引けも18業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、海運、鉄鋼、精密機器、その他製品、保険、その他金融、食料品、機械、証券商品先物、電気機器、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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