【株式市場】SQ算出が影響し日経平均は150円高で始まるが急速に値を消し小安い

株式

◆日経平均は1万9326円78銭(18円99銭安)、TOPIXは1409.43ポイント(7.55ポイント安)、出来高概算(東証1部)は6億3715万株

 4月10日(金)前場の東京株式市場は、オプション4月物の行使価格などを確定するSQ(特別清算値)算出日になり、これにともなう売買が買い優勢とされて日経平均は150円30銭高(1万9500円07銭)で始まった。が、これを高値に値を消し、10時過ぎには109円81銭安(1万9235円96銭)まで軟化。その後は戻したが、前引けは18円99銭安(1万9326円78銭)だった。

クリーク・アンド・リバー社<4763>(東1)が今期も最高益予想の好決算と自社株買いなど好感されてストップ高。SHIFT<3697>(東1)は四半期決算の大幅増益が好感されてストップ高。スガイ化学<4120>(東2)は抗ウイルス・HIV治療薬の中間物製造などの材料株妙味が再燃とされて出直り拡大。3月30日上場のNexTone<7094>(東マ)、4月6日上場の松屋アールアンドディー<7317>(東マ)は高値を更新。

 東証1部の出来高概算は6億3715万株、売買代金は1兆395億円。1部上場2169銘柄のうち、値上がり銘柄数は666銘柄、値下がり銘柄数は1422銘柄。

 また、東証33業種別指数は、銀行、電力・ガス、医薬品、パルプ・紙、の4業種が高い。(HC)

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