ピックルスコーポが後場一段高、決算説明資料を開示し新製品への取組など改めて注目される

銘柄

■独自乳酸菌『Pne-12(ピーネ12)』関連商品など積極展開

 ピックルスコーポレーション<2925>(東1)は10月8日、後場一段と堅調になり、14時30分にかけては7%高の1870円(119円高)まで上げて回復基調を強めている。7日に第2四半期決算の説明会資料を同社ホームページにアップし、新製品への取組などが改めて注目されている。

 第2四半期決算(2021年3~8月・累計、連結)は、巣ごもり需要による漬物総菜の増加などにより、営業利益が前年同期比24.8%増加するなど、3~8月としては過去最高の売上高、営業利益、経常利益、純利益を達成した。2月通期も新規事業への取組などにより過去最高を計画する。

■惣菜市場への取組も一段と積極展開

 既存分野以外の売場への商品展開を進めるほか、ECサイトは独自の乳酸菌『Pne-12(ピーネ12)』関連商品のサイト「Piene」とグループ企業「八幡屋」などを積極展開。『Pne-12』乳酸菌とフラクトオリゴ糖には、BMIが高めの方の体脂肪を減らす機能が報告されており、これらを配合した「Pne-12+キムチ」を21年5月に発売した。

 惣菜市場は、単身世帯増加、高齢化、女性の社会進出などにより今後も市場は成長する見通しのため、定番の「ぬか漬盛合せ」「スパイシー胡瓜」などに加え、「オクラのおひたし」「棒棒鶏サラダ」「おつまみチャーシューメンマ」などを取りそろえて取組を強める。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る