大日本住友製薬は「試験中止」でも株価しっかり、臨機応変の対応と好感する様子

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■米国で併用投与の試験は継続、業績に与える影響は軽微と

 大日本住友製薬<4506>(東1)は12月15日、取引開始直後を除いて堅調に推移し、1338円(10円高)まで上げる場面を見せて2日続伸基調となっている。朝、「開発中のがんワクチン『DSP-7888』の膠芽腫を対象としたフェーズ3試験の中止」を発表したが、臨機応変の対応と好感する受け止め方が少なくないようだ。

 発表では、当該製剤について、米国で併用投与のフェーズ1/2試験を継続するとし、本件による2022年3月期の連結業績に与える影響は軽微とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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