KDDIは自社株買いの枠拡大・期間延長など好感され反発

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■第3四半期決算は堅調で売上高が2.3%増加

 KDDI<9433>(東1)は1月31日、反発基調で始まり、取引開始後は4%高に迫る3679円(130円高)まで上げて出直りを強めている。28日の取引終了後に第3四半期決算と自社株買いの取得枠拡大・実施期間の延長を発表し、好感買いが先行している。

 現在実施中の自社株買い(自己株式取得)は2021年6月1日から22年3月24日まで。これを22年5月31日まで延長し、取得株式総数は現在の5200万株(自己株式を除く発行済株式総数の2.29%)から6900万株(同3.03%)に拡大するとした。

 第3四半期の連結決算(2021年4~12月・累計、IFRS)は、前年同期比で売上高が2.3%増となり、税前利益は同0.8%増加、四半期利益は同1.0%増加した。通期予想は据え置いた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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