シナネンHDは中央電力・GMOメディアと共同で自社グループ顧客向け会員制ポイントモールを構築

■今春の開設を目指し、新たな付加価値サービス提供と攻めのDXを推進

 シナネンホールディングス<8132>(東1)は、マンション一括受電サービス国内大手の中央電力(東京都千代田区)と、GMOインターネットグループで多様なWebサービスを提供するGMOメディア<6180>と共同で、シナネンホールディングスグループの顧客向け会員制ポイントモールを構築すると発表した。今春の開設を目指す。

■顧客とのダイレクトコミュニケーションサイト

 同サイトは、シナネンホールディングスが推進する「DX(デジタルトランスフォーメーション)戦略」において、「攻めのDX」にあたる共創プラットフォームの一環として、会員制のポイントモールを中心とした顧客とのダイレクトコミュニケーションサイトである。同サイトを経由して提携先のECサイトに遷移後に商品・サービスを購入した顧客に対し、その購入先サイトでの購入価格などに応じて、独自のポイントを付与。1ポイント=1円換算(有効期限1年間)で、一定のポイント数より、現金・電子マネー・ギフトカードとの交換など、様々なサービスを受けることができる。また、顧客の購買履歴、行動パターンや同サイトでのアンケート回答などのデータを蓄積・分析して、参加企業からの顧客の嗜好に合わせたキャンペーンの提案を行う、マイページ機能を備える。

■中央電力・GMOメディアとの共同開発・運用

 同サイト構築にあたっては、GMOメディアと中央電力が共同開発した、エネルギー業界に特化したポイントモール構築・運営ソリューションを導入している。

 サイトの運用は、GMOメディアとともにポイントモール「リコラポイントモール」を運営する中央電力を加えた3社共同で行う。

 今後は、自社グループ社員を対象にした運用を経て利便性の向上を図ったうえで、シナネンホールディングスのグループ各社が順次、同サービスに参加し、今春から顧客への入会の案内を開始する。また、ポイントを付与するイベントやキャンペーン、およびポイントの利用方法の幅を増やしてポイントの価値を向上させると共に、同業他社や類似のサービスを展開する他社を巻き込み、魅力的なキャンペーンやサービスを展開することで会員数を拡大して、当面は会員数100万人を目指す。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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