カネカは生分解性ポリマー増産に注目集まり大きく出直る

■既にストロー、コーヒーカプセルなどに使用、引き合い急増し供給力増強

 カネカ<4118>(東1)は2月7日、3930円(150円高)まで上げた後も上げ幅120円前後で推移し、大きく出直っている。同日付で、「『カネカ生分解性ポリマーGreenPlanet』(以下、GreenPlanet)の大型能力増強を決定」と発表し、注目されている。また、8日に第3四半期決算の発表を予定し、決算発表への期待も強いようだ。

 発表によると、「GreenPlanet」(化学名はPHBH)は植物油を原料に微生物によって生産されるバイオマスポリマーで、土壌中に加え海水中でも容易に分解し、CO2と水に戻り環境を汚染することがない。既に実使用が開始されているストロー、カトラリー、コーヒーカプセル、袋、フィルムをはじめ、環境意識の高いブランドホルダーからの引き合いが急増しており、供給能力の増強を求められているという。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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