日本郵船は株式3分割と今期増配など好感され戻り高値を更新

■商船三井は3月末に分割を実施済みで川崎汽船にも分割期待が

 日本郵船<9101>(東証プライム)は5月27日、一段と出直りを強めて始まり、取引開始後は6%高の1万1290円(660円高)まで上げ、戻り高値を大きく更新している。26日の15時に3月決算と株式3分割、2023年3月期の実質増配などを発表し、好感買いが先行した。

 株式分割は、2022年9月30日を基準日として、同日の最終の株主名簿に記載又は記録された株主の所有する当社普通株式1株につき、3株の割合をもって分割する。海運大手では商船三井<9104>(東証プライム)が22年3月末を基準日として3分割を行った。このため、残る海運大手の川崎汽船<9107>(東証プライム)にも株式分割の期待が浮上し、川崎汽船は高値を更新している。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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