【株式市場】日経平均は191円安、反落だが後場は底堅く推移

東京証券取引所

◆日経平均は2万7248円87銭(191円12銭安)、TOPIXは1925.99ポイント(4.57ポイント安)、出来高概算(東証1部)は13億218万株

 2月7日(月)後場の東京株式市場は、米金利上昇基調を受けて三菱UFJ・FG<8306>(東1)などのメガバンクが一段高で始まったあとジリ高基調となり、大林組<1802>(東1)などの建設株も橋梁やトンネルの老朽化などが材料視されてジリ高。三菱地所<8802>(東1)もジリ高。日経平均は寄り直後に高下した以外は小動きで推移し、反落相場だが大引けにかけて持ち直し気味となった。

 後場は、レオパレス21<8848>(東1)が13時過ぎにかけて一段と上げ、構造改善と業績予想の増額修正などを好感。J-POWER<9513>(東1)は大手証券の目標株価引き上げなどが好感され一段ジリ高。日本伸銅<5753>(東1)は非鉄金属の国際市況高などが言われて出直り拡大。カラダノート<4014>(東マ)は中部電力グループとの提携が好感され大引けまで買い気配のままストップ高。セイファート<9213>(JQS)は一段と上げ上場2日目にして公開価格1120円を上回った。

 東証1部の出来高概算は13億218万株(前引けは6億7075万株)、売買代金は3兆142億円(同1兆6012億円)。1部上場2183銘柄のうち、値上がり銘柄数は783(前引けは819)銘柄、値下がり銘柄数は1313(同1268)銘柄。

 また、東証33業種別指数は16業種(前引けは14業種)が値上がりし、値上がり率上位は、保険、銀行、パルプ紙、石油石炭、医薬品、不動産、鉱業、鉄鋼、証券商品先物、その他金融、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る