村田製作所は4日続伸基調、引き続き好決算と自社株買いなど好感

業績でみる株価

■自社株買いは1600万株(発行株数の2.50%)の規模で開始

 村田製作所<6981>(東証プライム)は5月9日、4日続伸基調で始まり、午前9時30分にかけては8420円(128円高)前後で推移し、日経平均の350円安などに逆行している。4月28日に発表した2022年3月期の連結決算が各利益とも3割増加し、今期も増勢の見込みとした上、自己株式の取得(自社株買い)も発表し、引き続き好感買いが優勢となっている。野村証券は4月29日付で目標株価を100円引き上げて1万1700円に見直したと伝えられた。

 22年3月期の連結売上高は前期比11.2%増加し、今期・22年3月期は6.5%の増加を見込む。22年3月期の連結営業利益は同35.4%増加し、今期は3.8%増を見込む。自社株買いは、取得株式総数1600万株(自己株式を除く発行済株式総数の2.50%)、800億円を上限に、22年5月2日から同年10月31日まで実施する。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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