FPGが年初来高値を更新、訪日観光客の受け入れ緩和なら航空機リース事業も回復の見方

■不動産ファンド事業など好調で業績好調、さらに上振れる期待

 FPG<7148>(東証プライム)は5月26日、大きく上げて始まり、午前9時30分過ぎには17%高の978円(144円高)まで上げて2月7日以来の年初来高値更新となっている。リースファンド事業、不動産ファンド事業、保険事業などを行い、連結子会社FPG Amentumが航空機リース事業を展開。訪日外国人観光客の受け入れ再開に向けた実証事業を政府が5月24日に開始し、「6月1日から1日あたりの入国者数の上限を現在の1万人から2万人に引き上げる」(日本経済新聞5月25日付朝刊)とされるため、事業活発化に向けて期待が強まっている。

 4月下旬には不動産ファンド事業の好調などを要因に業績予想・配当予想の増額修正を発表し、業績は好調。航空機リース事業の回復が加わればさらに上振れ余地が広がるとの期待が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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