片倉コープアグリが14%高、全農の肥料値上げ報道など好感、日本農薬、OATアグリオなども高い

銘柄

■このところタマネギ不作などあり株高の伏線はあったとの見方も

 片倉コープアグリ<4031>(東証スタンダード)は6月1日、急伸商状となり、14%高の1545円(186円高)まで上げた後も堅調で2017年以来の1500円台に進んでいる。肥料の専業最大手で、「肥料値上げ、最高値、JA全農は最大9割、野菜価格押し上げ」(日本経済新聞6月1日付朝刊)と伝えられたことなどが買い材料になったようだ。このところ、タマネギの不作や食糧安保に関する議論などがあり、株価が上げる伏線はあったとの見方が出ている。

 肥料・農薬関連株に連想買いが波及し、日本農薬<4997>(東証プライム)は8%高の758円(55円高)まで上げた後も上げ幅50円台で推移し、2018年以来の高値に進んでいる。また、OATアグリオ<4979>(東証プライム)も一時15%高の1881円(241円高)まで上げ、2018年以来の高値に進んだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る