関電工が後場急伸、期末配当を倍増、業績・配当予想の増額修正を好感

業績でみる株価

■3月期末配当予想は前回予想の1株25円を同56円に

 関電工<1942>(東証プライム)は1月31日の13時に第3四半期決算と通期業績・配当予想の増額修正を発表し、株価は一段高となった。一時12%高の2627.0円(281.5円高)まで上げ、2000年以降の最高値を更新している。

 第3四半期決算(2024年4~12月・累計/連結)は、旺盛な民間建設投資や生産性の向上により収益性が高まったことなどで、売上高が前年同期比12.9%増加し、営業利益は同68.2%増加した。3月通期の連結業績予想を全体に増額修正し、売上高は9月に開示した前回予想を5.2%上回る見込みに見直し、営業利益は同32.6%上回る見込みに、親会社株主に帰属する当期純利益は同44.8%上回る見込みに見直した。3月期末配当予想は、前回予想の1株25円を同56円に倍増の予定とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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