【銘柄フラッシュ】ウィルソンWLWが急伸し明治海運はホテル事業も見て続伸

銘柄

 27日は、KLAB<3656>(東1)がスマートフォン向け新ゲームの配信開始なドガ材料視されて5.8%高となり、売買代金は大手銀行株や電力株、自動車大手などに続いて東証1部のランキング9位に入った。明治海運<9115>(東1)はバラ積み船の市況回復などに加えて北海道・洞爺湖の湖畔にあるホテルなども手がけるためインバウンド関連の見方もあり、大引けは17.6%ストップ高となり東証1部の値上がり率ランキング1位となった。

 雪印メグミルク<2270>(東1)がみずほ証券の目標株価引き上げなどを材料に6.7%高となり、2009年の経営統合後の上場来高値を更新し、協和発酵キリン<4151>(東1)は英アストラゼネカ社との合弁展開などが期待されて4.6%高。ネクシィーズ<4346>(東1)は訪日観光客向け事業や9月通期業績への期待などから8.7%高となり年初来の高値を更新し、コクヨ<7984>(東1)は通期業績予想の増額修正などを好感して後場一段ジリ高となり7.3%高と2007年以来の高値を更新。

 ウィルソン・ラーニングワールドワイド(ウィルソンWLW)<9610>(JQS)は英フィナンシャルタイムズを買収する日本経済新聞社が大株主ということで思惑が沸騰し2日連続ストップ高の18.7%高。インテリジェントウェイブ<4847>(JQS)はクレジットカードのIC化観測やマイナンバー制度に向けたサイバー攻撃対策需要などへの期待が強く5.2%高となり2007年以来の高値を更新。ユナイテッド<2497>(東マ)は持分法適用ファンドが8月に新規上場予定のメタップス<6172>(東証マザーズ)に出資し売却益が発生するとの発表などが好感されて14.2%高となり年初来の高値を更新した。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AI機能強化でさらに便利に!Siriの進化とChatGPT統合で作業効率向上  Appleは3月…
  2. ■ChatGPT Enterpriseを活用し、業務効率化と新たな価値創造を推進  ふくおかフィナ…
  3. ■2024年度の美容室倒産件数、前年を大幅に上回る197件  帝国データバンクの調査によると、20…
2025年4月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

ピックアップ記事

  1. ■スタンレー電気など年初来安値銘柄の業績見通しに焦点  日経平均株価が4月に大幅下落する中、年初来…
  2. ■トランプ劇場、急転換の舞台裏!米中摩擦、FRB人事…予測不能な変幻自在  「クルマは急に止まれな…
  3. ■5大商社決算発表を前に高まる投資家の期待感  世界三大投資家の一人ウォーレン・バフェットが日本の…
  4. ■「市場の反乱」の一段落で「市場の勝利」を期待しバフェット流に商社株にバリュー株投資も一考余地  …
  5. ■株価55%高もまだ割安!?記念優待利回り10%超の注目株  10日には米国の関税発動停止を受け、…
  6. ■一喜一憂の投資家心理、トランプ関税「一時停止」の罠  まずフェイクニュースかと目と耳を疑った。次…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る